【症状】
好発部位は舌、頬粘膜=(ほっぺたの内側)、口唇、口蓋=(上の前歯の裏側から奥の歯茎)
口の中に白い苔状のものが現れたり、赤く腫れたりします。
口内炎のようですが、この場合はカンジダ性口内炎と呼び、
違ったものになります。
【治療】
治療は、まず患者さんの全身・局所状態、投与されている薬剤などを十分に把握したうえで、
抗真菌剤を選択、投与することが大切です。
抗真菌剤には含嗽剤、口腔錠、軟膏、シロップ剤を用います。
また、新生児期の場合は軽症であることも多いため、そのまま経過観察をします。
他にも、2%重曹水による洗口も効果があります。
口の中に白いものができたときはお近くの歯科医院か口腔外科に行きましょう。
口腔カンジダ症に似たものでは白板症、扁平苔癬などがありますので、
要注意です。
今回もまたある疾患について何回かお話ししていきたいと思います。
今回は[カンジダ症]です。
カンジダ症自体は聞いたことあるのではないでしょうか?
口にもカンジダ症が現れます。
それを口腔カンジダ症といいます。そのまんまですが。
カンジダ症を今回書きたかったのは往診をしていて、
口腔カンジダ症の疑いの患者さんがいることです。
往診自体、やはり高齢者がほとんどです。
そんなこともあり、ブログに書くテーマにしました。
ということでカンジダ症の原因です。
お久しぶりです。
GWすっかり休んでブログの更新もしていなかったです。
口内炎の続きですが今回は予防法についてお話したいと思います。
病気は何でもそうですが、ならないのが一番ですよね。
しかしなかなかならないっていうのも難しく、予防法を知るだけでも
とても大事です。
1.口の中を傷つけない様に注意しましょう。
強い歯ブラシによって粘膜を傷つけないように適度なブラッシング圧をしましょう。
2.虫歯と入れ歯を治しましょう。
虫歯は粘膜を傷つけ、またバイ菌を多く含んでいるため、
それらが化膿、反応して口内炎になることもあります。
あっていない入れ歯を入れて傷がつくと化膿して口内炎になることがあります。
3.口の中を清潔にしましょう。
口が清潔であればウィルスや細菌からの口内炎発症を抑えてくれます。
4.口の中を潤すようにしましょう。
唾液が少なく、口腔内が乾く方は口内炎が発症しやすいとされています。
口の中が乾燥すると粘膜部分が傷つきやすくなります。
5.食生活に気をつけましょう。
ビタミン群多く含んだ緑黄色野菜やフルーツをとるように心がけましょう。
(ビタミン類は粘膜の抵抗力を高めます)
6.疲労・ストレスをなくし睡眠を十分にとりましょう。
ストレスや疲労の蓄積は体内のバランスを崩し、体内のビタミンや栄養を奪います。
ストレスや疲労の蓄積で口内炎はできやすいとされています。
7.タバコ、アルコールを控えましょう。
タバコのニコチンなどは体内のビタミン群など良質な栄養素を奪い、
口腔内を不衛生にします。また免疫も低下します。
アルコールは成分によっては体内のビタミンを奪います。
これである程度口内炎はわかったのではないでしょうか。
たまには口腔内疾患以外のブログの話も予定です。
本日は前回の続きで口内炎の話をしたいと思います。
ほとんどの口内炎は、そのままにしておいても1~2週間ほどで治ります。
【治療法】
•軟膏
ステロイドを含む軟膏(ステロイド剤)を患部に塗布する方法です。
口内炎の所に物理的刺激から軟膏によって保護する意味もあります。
当院での治療法です。
当院ではアフタゾロン軟膏をだしています。
一度は耳にしたことや経験はあるのではないでしょうか?
今回は口内炎について何回かに分けてお話しさせていただきます。
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